北海道ツアー1日目 w)山本哲也


いよいよ初日。会場はカレーハウス、ジャック・イン・ザ・ボックスです。
雨上がりの曇天でしたが、昨日までの夏日から格段に過ごしやすくなった感がある札幌。いよいよ秋が到来ですね。

この日は哲也さんのニューギターを初めて拝見しました。
ギブソンのLG-3。1953年のギターです。
これが本当に素晴らしかった。このサイズ感特有の直進性のある出音。そしてギブソンらしからぬ緊密な音質。特に素晴らしいのが、厚みがあってよく歌う高音です。哲也さんのプレイと相性抜群で、これは幸せな出会いを目の当たりにしました。
ギブソンに絡んで、ギターとの出会いに関する話題でしばらく盛り上がりました。買うときは買うんですよね・・・

今日は1ステージ目が哲也さん、2ステージ目が私の順番でした。
哲也さんの演奏は気合とともに程よいリラックスも感じ、伸びやかで自在な音楽が会場を満たしました。いつもながら、本当に見事で素晴らしい音楽家でです。1ファンとして堪能しました。

私もツアー初見参の中野潤ブーシェを持っていきました。
こちらも大変お客様にも好評で、良かったです!
いつものハウザーⅡが男らしい楽器なので、ブーシェモデルのふくよかさがものすごく際立ったと思います。いつもとあまりにも世界が違うので、私が一番戸惑っていたかもしれません笑   このドリーミーな響きに、私自身が今後どうアジャストしていくのか、我ながらとても楽しみです。

今回のツアーの聞きどころは、2人とも同じ曲「Inner Medium」を演奏する事です。私が作曲したギター曲ですが、哲也さんのアレンジは全く違う世界観を持ちます。しかし完全に共感できるんですよね。

「オリジナル作品」て、割と簡単に「権威」になってしまうのです。
その作品をアレンジする際に、作者の意図や背景を第一義として優先するアレンジになりやすい。
もちろん作品へのリスペクトは大前提で必要ですが、私はそれらを踏まえつつ、「作品」を自分自身の音楽にしていく衝動が前に出ているアレンジの方が好きです。
これは、私の好きなギタリストたちの共通点かもしれません。

2日目以降、2人の「Inner Medium」がどう変化していくか、楽しみです。