【おすすめの10枚】 ③ 浜田隆史『太陽の音楽』


【おすすめの10枚】
③浜田隆史『太陽の音楽』浜田さんに出会ってなかったら、今の私はありません。
演奏しながら各地を巡業するという事を始めたのは2007年。浜田さんの地元北海道でのツアーがその第一歩でした。
この時は浜田さんに何から何までお世話になり、4日間全てジョイントライブという形でさせていただいたのでした

知らない土地へと遠征して、そこで音楽を聴いていただくという楽しさは格別なものでした。
それ以上に私にとって大きかったのは、浜田さんの音楽の魅力に開眼できた事でした。4日間に渡り一番間近でライブを聴くうちに、浜田さんのソングライティングの凄さにすっかり心を奪われてしまいました。ツアーから帰宅するとすぐさまアルバムをまとめて注文したのを覚えています

クラシック・ラグタイム形式での作曲技法はもちろん、南米のリズムを取り入れたものや、もっと自由で散文的な小品まで、浜田さんの音楽は聴けば聴くほど魅力あふれるものでした。
あくまで親しみやすく、楽しい。でもその作曲法はアカデミックで学術的でもあり、様式に裏打ちされた説得力をまとったものでもあります。そういった重層的な視線に、大いに刺激されました。

アルバム『太陽の音楽』は、その私との初めてのツアーで弾いていたレパートリーが多く収められています。

冒頭『朝のコーヒー』のイントロを聴くと、私の心は札幌ガンゲット・ダイマや小樽一匹長屋に飛んでゆくのです。

浜田楽曲の中で最も好きなもののひとつ『サロン・マンドリーノ』、ロマンティックな名品『サボイア・ラグ』、どちらもご両親の思い出からインスパイアされたというエピソードも心に響きます。

ラグタイム王、スコット・ジョップリンの『ソラス』の名編曲も、このツアーで何度も聴くことができました。いやー思い返しても本当に、このツアーは素晴らしい時間だった!

それから毎年欠かさず、北海道ツアーを続けています。
浜田さんと小樽で共演するのが、私にとってとても大事な決まりです。

↓こちらから購入できます。
浜田隆史 CDアルバム
https://otarunay.at-ninja.jp/newdisk.html

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【おすすめの10枚シリーズのコンセプト】2020.4.4
「こんな時には、とてもじゃないけど音楽を聴く気にはならない…」
私もその気持ちはよくわかります。

しかし、最近気づきました。
直接の面識のある友人達のアルバムからは、まるで彼らと楽しく話をしているような、そんな気持ちを貰えるという事を。

これから10枚ほど、そんな友人達のアルバムを紹介していこうと思います。
日常的にライブ活動をしている人たちばかりなので、この騒動が収まれば、誰でも直接会って話ができる人たちの音楽です。

この記事を読んで、10枚をコンプリートしてくれると嬉しいですね。