ラトルのシベリウス

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ラトル/ベルリン・フィルによるシベリウス交響曲全集。かなり楽しみにしていたセットをようやく入手しました。

ベルリン・フィルのシベリウスといえばカラヤンの選集が有名ですが、なんと全集はこのラトル盤が初とのこと。

シベリウス交響曲集は、全集選集含めて8種ほど持っていますが、このラトル盤、ものすごく気に入りました。カラヤンの表現とはある意味対極で、カラヤンの響きの壮麗さに対してフレージングとイントネーションを何より大切にしている印象を受けました。

フルオケでこのようなアプローチを実現した事に価値があると思います。

ラトルが敬愛するベルグルンド指揮のヨーロッパ室内管弦楽団の名演よりも、むしろフレージングのスピード感が鋭く、しかもフルオケらしい流麗な厚みも心地よく作用します。

 

特に私お気に入りの3.4.6が良いです。何度か通して聴きましたが、毎回面白い発見があります。シベリウスに興味のある方は、ぜひ一度この盤を聴いてみてください。